オブジェクト指向デザインの道具論+M解題インタビューシリーズ Vol.1上野 学 / Manabu Ueno 実践書として書かれた『オブジェクト指向UIデザイン』の道具論的デザイン哲学の部分を掘り下げる。デザインをするときに何が起きているのかを克明に記録したインタビュー。 2020.10.28
Oddly Satisfying Videoについての覚え書土屋 泰洋 / Yasuhiro Tsuchiya ミームとして今日もどこかで生み出されるOddly Satisfying Video。言葉にできないまま共有される「Goods(よさ)」を、インターネットのメディア特性から考える。 2020.06.02
奇跡の夏ブラックマウンテンカレッジ考 #4永原 康史 / Yasuhito Nagahara 1948年の夏、BMCにやってきたバックミンスター・フラーを過去のインタビュー資料から読み解いていく。フラーはこの年に初めてジオデシックドームの実験をおこなっていた。 2020.05.07
場に顕れるソフトウェア、隠れるオブジェクトインターフェイスを読む #5水野 勝仁 / Masanori Mizuno フラットデザインとマテリアルデザインにおいて接着剤となったソフトウェアは、ハードウェアを集めて包み込んだ一つのサーフェイスをつくり、ヒトの行為の可能性を開いていく。 2018.02.09
時間の形式、その制作と方法田中功起作品とテキストから考える上妻 世海 / Sekai Kozuma 田中功起の作品は「魅惑の形式」で観る者に誘いかける。視点の交差交換によってその創造性を分析していくと、多層的な「時間の形式」が徐々に露わになっていく。 2017.08.17
スケッチパッドで「合生」される世界インターフェイスを読む #2水野 勝仁 / Masanori Mizuno ヒトとアルゴリズムが「手」として絡み合い、物理的世界と数学的世界が「合生」される。スケッチパッドの設計思想は、わたしたちの行為を再発明するものであった。 2017.05.23
インターフェース、その混血した言語性大林 寛 / Hiroshi Obayashi 人間とモノの関係が変わっていく世界で、この先も変わらないインターフェースの言語的性格を問いなおし、未来のインターフェース設計論の基礎を準備する。 2017.02.21
消費から参加へ、そして制作へ上妻 世海 / Sekai Kozuma Malformed Objects、無数の異なる身体のためのブリコラージュ。わたしたちは情報とモノのフィードバックループのなか、制作という世界認識によって歩みを進めていく。 2017.01.20
ファッション、離散化される人間の様装小石 祐介 / Yusuke Koishi ファッションとは何か。離散化される世界に抗う人間の様装(モード)とは。「遠いデザイン」としてファッションを捉える新しいアプローチの可能性を提示する。 2016.10.20
写真が記憶する時間浅野 紀予 / Noriyo Asano わたしたちの目に映る世界から、時間を切りとって「記録」する写真。それは、イメージとしての「記憶」を追い求めるひとの本性をあらわにするものでもあった。 2016.08.18
未来から逆算するインターフェースの可能性久保田 晃弘 / Akihiro Kubota GUIの直接操作というコンセプトに新たな意味を与えるブレイン・マシン・インターフェース。それが切り拓く未来から、インターフェース本来の可能性を導き出す。 2016.06.07
インタラクションコストとアプローチャビリティ渡邊 恵太 / Keita Watanabe VRやARなどの技術で広がる情報環境での体験。インタラクションコストとアプローチャビリティという概念から、その始まりと終わりと継続性のデザインを考える。 2016.05.11
メディウムとして自律したインターフェイスが顕わにする回路水野 勝仁 / Masanori Mizuno メディウムというアートの支持体となったインターフェイスは、ヒトをその回路から追い出して自律する。現在形のアート批評から立ち上がる、新たなインターフェイス論。 2015.10.21
デザイン・フィクションとデッドメディア浅野 紀予 / Noriyo Asano SF作家ブルース・スターリングが生み出した「デザイン・フィクション」。現在までの軌跡、「デッドメディア」との関係から、そのオリジナルな思想を探っていく。 2015.06.08