ÉS004
上妻世海『制作へ』
¥ 3,520(税込)
2018年10月刊
A5判変形 / 縦210mm×横125mm×厚さ22mm
320ページ
上妻世海による2016年から現在までの論考集。書き下ろしのほか、書籍、雑誌、Webメディアなどで発表したテキスト全13本を所収。
「僕はキュレーション、対話、執筆などを通じ、さまざまな仕方で制作的身体をつくってきた。視点の交差と折り返し、魅惑の形式、リバースエンジニアリング、プロトタイプ、共同性、複数の時間の形式とその場所、そして制作。この本は、その軌跡。」
目次
制作へ(書き下ろし)
I
来るべき芸術に関するセンテンス
消費から参加へ、そして制作へ
制作を媒介に神話的世界へ(インタビュー)
芸術作品における「魅惑の形式」のための試論
II
虚構と実在
「東京の〈際〉」を制作せよ ─ 関係の写像を超えて 「未来」を拡張するためのプログラム
時間の形式、その制作と方法 ─ 田中功起作品とテキストから考える
III
状況論から原理の探究へ
制作の共同体へ
人類学から考える表象と形式、美術の歴史(インタビュー)
神話的世界へ、僕の方法、そして、僕と異なる方法 ─ 悦びと希望を込めて
制作的身体のためのエクササイズ(解題インタビュー)
おわりに